ウェブプラン
弊社の信条 ■取扱品目 ■お取引きのプロセス ■WebPlanNews ■会社概要 ■お問い合わせ ■リンク ■トップ

 

●WebPlan News

過去 News index >>


2012年9月号

  

崩落がすすむ大山を

▲すべり出し付近は絶壁に(左)  ▲デコボコになった砂すべり(右下)

 地元大山は登山マニアだけではなく、山ガールの登場やトレッキングブームの追い風を受けて、若い女性からシニア世代まで幅広い層の方々が全国各地から、最近は韓国からの登山客も加わり賑わっています。

 今月ユートピアコースを歩いてみました。登山道周辺でも崩落が進んでおり、特に尾根道では、元々の痩せ尾根がさらに崩れている箇所がみられました。

 「昨年の台風12号の影響で一層崩落が進みユートピアコースの『砂すべり』は砂が流され、変わってますよ」と出会った登山者から聞きました。

 普段私は、下山は「砂すべり」を滑って下りますが、その岐路に立つと、上ってきた道をそのまま下りるかどうか迷いましたが、「崩落を見てみたい」という好奇心から「砂すべり」コースを選びました。 すべり出し付近から眺めると、以前の光景が一変し、多量の砂や石が流され、その跡には多くの巨大な窪みが出来ていました。

 何年もの間、たくさんの登山者の楽しみでもあった「砂すべり」がゴツゴツとした斜面に変貌していました。大きな窪みを歩くのは危険なので、流された土砂の左右に残る岩盤を辿るルートをみつけ、不安定な岩のなかから足場となる岩を見つけ、耐えられるかどうかゆっくりと体重を移動し確認しながら、なんとか下りました。

 まるで肝試しのようにハラハラしながらの下山でしたが、みなさんが楽しんで歩ける登山道とは程遠く、危険なルートに変貌していました。

 大山登山道は夏山登山道コースでは弥山山頂から剣ヶ峰を縦走しユートピアコースを経由して帰るコース等いくつかの周遊できるルートがありましたが、現在はほとんど来た道を引返すコースばかりになっています。いづれも崩落のためです。

 大山は大きい自然がそのまま残り、四季を通じて楽しめる山です。観光をはじめ名水、農業など山陰のシンボルです。

 昔の大山を知る私にとって大山の魅力のひとつに色々な登山コースが選べ多様な自然を感じる魅力がありますが、今は崩落現場にある「歩行禁止」の立札を見ると残念です。しかし現在の土木技術があれば道路工事のように仮道を付けたり、回り道等修繕ができると思います。そうなればバラエティに富んだ登山コースを歩けるようになり、たくさんの登山者が「また行ってみたい」と思うことでしょう。(や)


▲弓ヶ浜半島を望む(左)  ▲砂で埋もれた登山道(中)  ▲崩落がすすむ北壁(右)





「まんが王国とっとり」を通してみる海外

 8月のお盆前後2週間ほど、まんが王国とっとりの関係で台湾と韓国に「国際まんが博」や「国際マンガサミット鳥取大会」などのPRに行ってきました。

 水木しげる先生の「ゲゲゲの鬼太郎」、青山剛昌先生の「名探偵コナン」の人気は日本以上で本当に驚くほどすごいです。アジアンパワーといいますか、マンガやアニメ関係のブースではある意味オタクを超えており、特に若い人たちの殺気めいた行動には驚かされました。

 台湾では、ワンピースをはじめとしたキャラクターの限定商品のブースなどは人の列が切れることもなく人気です。鳥取県のブースで台湾の方と話す機会があり(もちろん日本語で)一生懸命に鳥取県をPRしました。日本の多くの作家たちに非常に興味を示しておられました。ある方は名探偵コナンの大ファンで、年内には鳥取県北栄町の「青山剛昌ふるさと館」へ来られるということ、私は「ようこそようこそ」の思いを込めて観光ルートもご案内し、大変喜ばれました。

 韓国でも、特に名探偵コナンの人気はすごいもので、鳥取県のブースに寄られたほとんどの方が「コナン二ダ?」(日本語でコナンだ!)と言って写真を撮って行かれました。

 韓国は、マンガ関連のイベントの形態が台湾とは少し違い、家族連れなども多かったのですが、子どもも親も目が輝いていて本当に楽しそうでした。イベント内容も多種多様で、キャラクターグッズ関係の購入は勿論、コスプレも含め参加し、いっしょに楽しむ人が多かったように思います。マンガやアニメは世界共通の文化だと感じました。

 今後もまんがを通して少しでも様々な国際交流のお役にたてれば幸いです。(し)






弊社社員が気がついた 「ちょっといい話」を連載しています

 山陰に来られる外国人で一番に多い国をご存知でしょうか。鳥取・島根県とも韓国、次いで台湾と続きます。(平成23年度宿泊者数より)

 最近ですが、竹島問題が取りざたされる中、境港にあるDBSクルーズのフェリー乗り場へいってきました。そこは本当に「ここは日本か?まるで韓国」。と思わせるような感覚になりました。広めの待合室は韓国の方々で一杯。ハングル語が飛び交い、とても賑わっていました。

 竹島問題で両国共に騒ぎになっていましたが、興味深々に山陰を紹介するパンフレットを見る様子は、文化交流という面では領土問題をまったく感じさせません。正直、山陰でここまで賑わっていることにビックリしましたが、山陰のいいところ、食文化や歴史に沢山の韓国の方々が興味を持っていることを感じました。そのためにはもっと情報を発信していくのも大切な仕事だと思います。

 弊社のグルメ情報紙も両国を結ぶハングル語版ができるような気がしました。人口の減少と少子化が進む中、日本人だけの旅行客では観光を支える業界は厳しいようですし、山陰の飲食、宿泊施設などもグローバル化のため今動く時のような気もしました。ぐるないハングル語版発行のきっかけで、より山陰を好きになってもらえば、領土問題の溝も少しは埋まる気がします。(さ)






 

前号へ
上へ
   
次号へ

copyright(c)2005 webplan All rights reserved.
株式会社ウェブプラン