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Webplan News  2018年9月号

  

「世の中の文字は小さすぎて見えない!」CMから

ハズキルーペのテレビCMは私に刺さりました。
 「お店で商品を選ぶ際、ラベルに書いてある材料や添加物、召し上がり方法の文字が見えない。」「電化製品に貼ってある規格表のシールの文字が小さくて見えない。」など私の悩みを渡辺謙さんが代弁したしてくれたことが、的を得ており私に刺さりました。
 CMは大勢の観客を前に舞台上で渡辺謙さんが怒って「本当に、世の中の文字は小さすぎて読めない!」怒鳴る、小さくて見えない企画書を放り投げるシーンなど大仰です。一方ミニスカート姿に美脚を晒した菊川怜さんの尻下に謙さんが眼鏡を入れるシーンはエロチックさと驚きとがインパクトをもって伝わります。また怜ちゃんが「ハズキルーペ大好き」とこちらを向いて艶っぽくウインクするシーンは野暮ったい演出とのアンバランスさが印象的です。
 老眼鏡は100円ショップでも買えるし、専門店ではフレームやレンズと組合せて数千円~数万円する幅広い価格帯の中で、当品は約1万円です。このCMをはじめ広告費に100億円以上投入していると聞き、私は「CM代金が回収できるの?」「売り上げ目標はいくら?」などと心配になり、調べてみました。眼鏡市場は約5000億円(2016年矢野経済研究所調べ)というスケール。ハズキルーペは既に50万個以上の販売しており、年間では約100億円以上と予想しています。もちろん製造原価や経費も掛かりますので、採算は今後の売れ行き次第といえるでしょう。
 ハズキルーペの代表は今年還暦を迎える松村謙三氏。外資系証券を経てプリヴェチューリッヒ企業再生グループ設立、これまでに約50社の企業買収を手がけ、ハズキルーペはこの系列の企業で、将来は上場する狙いがあるそうです。
 一般に広告費は売上高の5%(メーカー)が標準と言われますが、最近は売上額の約半分を使う旅行予約サイトや求職サイト運営企業がみられます。またゲームやヘルスケア業界は新商品発売や「ここぞ!」というタイミングで多くの広告費を費やします。例えば「ライザップ」は昨年度は売上費の約20%、ハズキルーペは売上高を公表していないもの、相当なウェイトでしょう。
 このCMが刺さって「1.6倍」の「クリアレンズ」を購入しました。店員さんに訊ねると「最近よく売れてます。」「踏んでも大丈夫がウケています。」と話されました。私の他にも多くの方々があのCMに刺さったのかなぁ~と納得しました。
 元投資家が勝負をかけた大胆なCMが今後の売れ行きをどう伸ばすのか、暫く見守りたいと思います。(や)

↑軽くてお洒落なデザイン 見本 ↑商品パンフレット 見本

長寿の島根県

 先日、全国で100 歳以上の高齢者の割合が島根県は最も高いと発表され、6年連続の1位となったという記事を見ました。人口10万人あたりの高齢者の人数は101.02人で初めて100 人を超えたとか。島根県は高齢者が元気で長生きできる県だと思います。その反面様々な課題を抱えた県だということでもあります。
 医療や研究が進み、体のことを気遣った施設も増えたせいか長寿になりました。テレビなど「長寿の秘訣」というタイトルなどの企画で2時間くらいの番組を目にすることもあります。そだけ私たちは健康であるということへ関心があるということだと思います。
 私も健康で長生きしたいですが、冒頭で触れたように島根県が長寿の県だ!といっても素直に喜べるでしょうか。10年後、その数はどうなっているのでしょうか。そして、働き手の少なくなった島根県で、高齢者がどれだけ住みよい地となるのか、働き手の負担等やそれを受け入れてくれるような対策はどうなのでしょうか。国は少子化対策、高齢者の対策を政策に掲げながら、選挙が終わると政局のことばかりが目立ちます。
 私は地元で消防団をしており、その活動の中で地元の方々と触れる機会も多いです。元気な高齢者が沢山おられる一方で、不自由な方々も多くおられます。施設のサービスも利用できる人もいれば、利用できなくて困っている方もおられます。その不自由な方々や利用できない方々を支援しているのは、決して若くはない地元のボランティア達です。
 長寿の島根県は大きな課題を抱えていることでもあり、今後の対策や取り組み次第では良いモデル県にもなるのでしょう。しかし誤れない喫緊の課題だと考えさせられました。(さ)


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