代表を交代しました

　平成8 年に創業した弊社の代表を先月末日付で交代しました。新聞社系の広告代理店から飛び出して、ひとりで旗揚げしたのは28 年前です。当時はインターネットは大学や研究機関の一部が使っている程度で、ネット通信は電話回線からモデムを介して繋がる通信速度が遅いものでした。携帯電話はありましたが、重量が何キロもある肩掛け式のアナログ型で、費用も高価なため普及はしていません。そんなIT 時代の黎明期でしたが、将来は普及が広がり通信分野は変革するのではという思いが膨らんで、はじめはFAX を利用した伝達をダイレクトマーケッティングに生かして業界で役に立ちたいとの思いからでした。
　 創業以来たくさんのお客様方に支えられ、協力企業の皆様の力を借り、優秀なスタッフにも恵まれ、来年は創業30 年目を迎える予定でしたが、自らの体力や健康に不安を感じるとともに、経営を取り巻く環境の変化は私のような昭和的な考えに固執するより、若い後継者にバトンタッチすることを“ 良し” と思うようになりました。
　 近年はスタッフの退職に伴う補充に悩まされました。以前は若者に人気ある業界だったので、採用の苦労は少なかったですが、大手広告代理店の不祥事やSNS の普及から個人が自由に発信できることで、情報発信の選択肢が広がったことから向かい風に変わり、不人気業種となりました。ようやく仕事に慣れた若いスタッフが突然に大企業や役所などに転職したい相談を受けると、零細企業の弊社では社員を引き留めることが出来ませんでした。　振り返るとこの29 年間は「光陰矢の如し」で、次々と押し寄せてくる課題に体当たりして崩れることもあり、順風満帆と呼べることはありません。私の場合は息子と連れ合いを亡くす家庭内の不運が重なりました。しばらくは気分が乗らなく体調も壊しましたが、お客様から変わることのなく仕事をいただき、それに集中することで気分転換できました。また社内のスタッフに慰められ、一緒に働く仲間から元気をもらったことはとてもありがたく感謝します。
　これからは顧問職として少し距離を置いて、皆様のお役にたてるよう働きます。新社長共々、今後とも弊社にご贔屓いただきますようお願い申し上げます。（や）

ぐるない出雲版21号発行しました

　1 年ぶりにぐるない出雲版を発行します。
　21 号は3 店舗新たに掲載させていただいております。ぐるない出雲版は提携のホテル様やレンタカー様などから次号の発行依頼のお声が非常に多くああるように高い人気です。
　出雲の飲食店様約100 店ほどご挨拶させていただきましたが、ぐるないの認知度は非常に高く、掲載していただいていないご飲食店様もぐるないの存在をご存じの方が多くいらっしゃってぐるないの力を感じました。
　既存のご飲食店様にもご挨拶に伺ったところ、「ぐるないを持って来店される方が多い」とのお声をいただき、効果を感じてくださってる方が多く私としてもとても嬉しく思いました。
　ぐるないは地元の飲食店様と観光客の方々の懸け橋となるように始まった媒体です。そのためこういったご意見はとても有難いことで発行に向けてがんばろうと勇気づけられました。
　新刊のぐるない出雲21 号は4 月22 日発行します。
　ゴールデンウィーク前のタイミングで発行できるので、これからの行楽シーズンのご利用にお役に立てていただけます。
　地元の皆様もぐるないを見かけたら手に取ってみてください。（か）