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2016年5月号

  

司馬遼太郎没後20年。

 少し前の2001年に、文芸春秋が「21世紀に残したい一冊」と題した読者アンケートをおこなったところ、1位は「坂の上の雲」、2位は「吾輩は猫である」となり、漱石を抑え司馬遼太郎作品が最高位に輝きました。御多分に漏れず、司馬ファンの私は、東大阪市にある記念館にも訪ねたことがあります。執筆していた机や椅子が当時のまま残されている書斎、吹き抜けの上まで重なる膨大な蔵書部屋などを見学しました。菜の花を好み、執筆の手を休めてガラス越しに眺めていたであろう、庭の円形の花壇に手を触れてると氏と繋がった気になり、高揚したことを覚えています。お土産にはガイドブックと「竜馬がゆく」のバンダナを求め、まるでタレントのコンサートに行った時のように喜びました。
 今年は司馬遼太郎没後20年、記念の特集番組が組まれました。22歳で陸軍民兵として迎えた敗戦時の「どうして日本人はこんなに馬鹿になったんだろう。昔は違ってた」という思いは、その時の自分へ向けた手紙として、多数の作品生み、「日本人とは何ぞや」が氏のテーマだったそうです。代表作「国盗り物語」「竜馬がゆく」「花神」などは、アウトサイダー的なヒーローが活躍します。例えば、鉄砲をいち早く取り入れる先進的な「革命家」が国を制した戦国時代、幕末のヒーローは「脱藩した革命家」「一芸に秀でた技術者」達が主人公です。ところが、先の大戦は、統帥権の名の元に勝手な解釈をする軍の官僚組織が暴走し、戦争に向かい、やめられないため、多くの犠牲を払うことになりました。責任を取る者が居なかった…という氏の思いに私も共感し、久しぶりに氏の書籍を買いました。
 今月話題となった、三菱自動車の燃費偽装は、「誰を見て商売しているの?」と思えます。この組織は過去にもリコール隠し等の不祥事がありました。その度に、平身低頭に謝罪はするものの、組織は変わっていないのでしょう。司馬の言葉を借りれば「馬鹿になった」です。「竜馬がゆく」で登場する同郷土佐の岩崎弥太郎は三菱グループの創業者ですが、今の様子を泉下からどう思っているのでしょうか。(や)

三瓶山 平成28年5月

スキー場のリフトで上る


テレビ塔が並ぶ女三瓶


男三瓶山頂


鳥地獄(噴火口付近)


ある方の言葉。

 ある講演会のお手伝いで色々な資料を作っていた時です。「私はどんな人にでも声をかけて話すようにしている。もしかするとその声をかけた人が自分の人生をいい方向へ変える人かもしれないから」と言う文章に出会いました。
 日々過ぎる毎日の中、街ですれ違う人、買い物やイベントなど様々なところで出会う人が自分の人生に必要な人かもしれない、自分より年上だろうと子供だろうと声をかけて話をしてみる。少しの勇気で声をかけてみれば何か変わるかもしれない。ということでした。今まで聞いたどんな著名人の名言よりしっくりきて、自分に響いたのを覚えています。
 確かに人見知りだからと言うことでおしまいにしていたら、もしかしたらチャンスを逃しているかもしれません。なるだけ声をかけて少しだけでも話してみようと心掛けるようにしました。それをすれば必ずいいことがあるとかそう言ったことではありませんが、何か自分に変化があるのは確かなようです。
 皆様も近くの誰かにすこし声をかけてみれば広がる世界があるかもしれません。(さ)

ぐるない出雲版11号
発行しました


弊社社員が気がついた 「ちょっといい話」を連載しています

 大阪キタの夜の社交場、北新地社交料飲協会が発行する「ホステス心得帖~おもてなしの条件~」をご存知でしょうか。
 ホステスの質向上を目的に「お客様との対応」や「飲み方と飲ませ方」など10章の心得を48頁の冊子にまとめて、会員のお店などに配布したそうです。さまざまな処世術が掲載されており、サービス業の私達にも通じるので、思わず頷いてしまいました。
 例えば、

  • お客様とお客様の関係を間違えぬこと。間違えたら、詫びても済まぬ場合が多い。信頼を築くのには時間がかかるが、怒らせるのは一瞬である。(二章・お客様との対応)
  • 他のお客様の悪口や陰口を言うな。聞いたお客様は、自分も言われると必ず思う。(四章・座持ちのテクニック)
  • どんな些細なことでも、約束は守ること。だらしのないことの代名詞が「水商売の女のような」であることは恥じである。(五章・同僚からの評判)
 いかがですか?自らの企業でも使うからというお客様からの要望で増刷することもあったとか。ホステスさんは一流のサービス業なんです。(こ)

ホステス心得帖~おもてなしの条件~


 

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